2020年9月時点においての英検の実績を報告いたします。
併せて、
・小学生にとって、英検2級とは、どのようなレベルなのか?
・英検って何の役に立つのか?
・英語取得までの勉強時間はどのくらいなのか?
といった保護者様よりよくある質問についても、併せてお伝えいたしますので、
どうぞ最後までお付き合い頂ければと思います。
英検の実績[2020年9月]
今期の英検の試験結果が通知され、
現時点のフェリーチェ玉村国際小学校在校生の「英検2級取得数」が14名となりました。
在校生に限ります(全校生徒147名。2020年9月1日現在)。
卒業生も加えますと更に多くの取得数になります。
「多くの児童が英検2級を取得している学校がある」
という声をお聞きになった保護者様が学校見学会に見えられることが多いですが、
はじめに申しますと、
当学園は「英検取得数」が目立ちますが、
日本の学習指導要領に則った日本の教育をする学校です。(文科省認可の小学校です)
ただ、どうしても「英検」がわかりやすい基準であり、
なかなか真似することが出来ない我が校の実績としてございますので
今回はそのご紹介をさせていただきます。
小学生の最高レベルが英検2級
さすがに小学生で英検準1級を取得することはかなり難易度が高いため、
小学生が高いレベルでの英検を取得を目指すならば、『最高レベルとして英検2級』とお考え下さい。
皆様御存知の通り、日本が英語教育を厚く強化している昨今、
10年前であれば『中学3年生で英検3級を持っていたら十分』
という一般的な考え方が大きく変わってきています。
おそらく10年後には『中学3年生で英検準2級か2級を持っていたら十分』
という流れになるかもしれません。
日本という国が将来の為に英語教育強化に力を注ぐ中、
私たちが何をすべきなのか?について明確な答えが当学園にはございます。
英検2級って何の役に立つの?
まだ児童は小学生なので、随分先の話になりますが、
結果から申しますと、英語力が向上した結果、
「お子様が社会的に高く評価されます」
例えば、
1.就職に有利
一般的に、就活で英検2級以上は評価対象という声もよくお聞きします。
更に上の級も目前ですので、小学校卒業後の期待も大きく膨らみます。
補足ですが、準1級、1級は公務員試験での加算もございますので、公務員志望の場合に英検取得はオススメです。
2.大学の単位認定/入試の優遇
TOEICを入学基準にする大学はありますが、英検取得者もその対象です。
また、入学試験だけでなく単位認定で優遇する大学もあるので大きなメリットです。
例えば、東京学芸大学の教育学部では2級以上を持っている場合、単位が取得できます。
3.海外の教育機関からも認められている
英検留学というものがあります。
これは、英検の資格を利用して海外の大学やカレッジ、高校などの教育機関に留学することです。
海外の教育機関は英語力の証明にTOEFLやIELTSなどを用いることが多いのですが、
実は英検の資格も留学の基準として活用できます。
英検を英語力の証明資格として公式認定している教育機関はアメリカやオーストラリアを中心に約400校ほど。
留学に必要な級は教育機関によって異なりますが、
これは海外の教育機関からも認められている証です。
資料参考:英検の7つの級と特徴 公益財団法人日本英語検定協会
https://www.eiken.or.jp/eiken/eikenkids/grades/
当学園では、「世界に羽ばたく真の国際人」になる為の教育を施しますが、
日本国内はもちろん、世界にも通用する資格の一つが「英検」です。
英語力の高い友達がいる教室
当学園は英検の取得が目的ではありません。
資格はあくまで資格であり、
取得にたどり着くまでに早い児童もいれば、ゆっくりと学んでいく児童もいます。
英語教育を開始した時期であったり、個人的な性格にもよるところもありますが、取得の時期は様々です。
ただ、
当学園では真の英語力をつけることに、基本的に全ての児童が取り組んでおります。
(ケンブリッジ大学英検は高学年で受けます。CEFRA2~B1レベルの児童がほとんどです。)
そういった環境の中にいると、自然と英語力が身についてきます。
英検取得までの勉強時間目安を見ていきます。
一般的な目安として、
・全く英語力ゼロの段階から英検5級取得までに必要な学習時間は『約100時間』
・英検5級を持った小学生が英検4級を取得するまでの学習時間は『約100時間』
・英検4級を持っている小学生が英検3級を取得するまでの学習時間は『約200時間』
・英検3級を持っている小学生が英検準2級を取得するまでの学習時間は『約400時間』
・英検準2級を持っている小学生が英検2級を取得するまでの学習時間は『約800時間』
と言われておりますが、学習時間から、どんどん難易度が増してくるのがわかるかと思います。
上記を計算すると、英検2級を取得するまでの時間は、
100+100+200+400+800=『1600時間』必要という計算になります。
このような膨大な時間を要する教育になるのですが、
机上に向かって勉強をするよりも効率的な方法は、
先生や同じクラスの児童同士でネイディブな英会話を行うことです。
休み時間の、体育の授業の、放課後の笑い話も、
様々なシーンで、多くの英会話に触れることが何よりの勉強なのです。
しかも楽しく勉強できます。
このような教育を行える学校は多くはありません。
様々なレベルの児童たちが混在する教室ですが、
みんな素直に真面目に切磋琢磨しあいます。
そして、高いレベルの児童に引き上げられるように、みんなグングンと力をつけていきます。
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以上、英検実績を交え、英検の説明/効果/教育について
お話させていただきましたが、続きは是非学校説明会にてお話できればと思います。
フェリーチェ玉村国際小学校の教育について、詳しくは以下もご参照ください。