卒業生の保護者様から温かいお言葉を頂戴いたしましたので、掲載せていただきます。
フェリーチェ卒業生父兄代表挨拶
本日ここにフェリーチェ玉村国際小学校の卒業式を迎え、卒業生の保護者を代表致しまして、心からのお礼の言葉を申し上げたいと思います。本日は、子どもたちのために、心温まる卒業証書授与式を執り行っていただき、誠にありがとうございました。校長先生をはじめ、すべての教職員の皆様に、保護者一同、心より厚く御礼申し上げます。
私は大変申し訳ないことに行事にはあまり参加できず、家庭内で娘の成長を見ておりました。個人的な感想ではありますが、特にフェリーチェの教育のお陰と感じることを2つお話しさせていただきます。
1つは英語教育に関することです。正直申しまして私は当初バイリンガル教育には不安を抱いておりました。しかし留学先のロンドンでコスタリカの友人に、全く問題ないと、子供の能力はそんなものではないとアドバイスを受けました。彼もまたコスタリカで母国語と英語の教育を同時に受けロンドンで活躍している真の国際人でありますので説得力がありました。
実際娘を見ておりますと、特に高学年になり、見るテレビ、本が英語主体になったのは驚きました。英語が単なる教科ではなく、使うと便利な道具になったのだと思います。英語により得られる情報は膨大です。一度その世界に入りますと、これほど便利な言語はないのかもしれません。真の英語教育とはこういうことなのだと感じております。私たちの世代では、考えられないような英語教育をして頂き心から感謝申し上げます。
次に御礼申し上げたいのは聖書の教育についてです。フェリーチェでは聖書に基づいた人格教育が行われております。子供の人格形成に有用であることは明らかですが、私は聖書に関する教育内容が今後海外で生活する上で大いに役立つと考えております。留学先のロンドンでも、社会のすべてにおいて、聖書の内容が基本となっていました。子供たちは、聖書の教えが深く根付いたロンドンのような大都市でも十分に生きて行けるだけの、少し大げさですがキリスト教的世界観の基礎を、自然に学んでいると思われます。身近な映画、国内外の文学などでも聖書の教えが基盤になっていることはよくありますし、逆にそういった知識がないと深く理解できないし楽しめないと思います。シャワーのような英語教育と聖書の教育は公立小学校では決してできません。子供たちにはこのフェリーチェからの贈り物を存分に生かして世界で通用する豊かな人生を歩んでほしいと思います。
今、子どもたちは、溢れんばかりの思い出を胸に、フェリーチェを巣立っていきます。先生方には、今後もこの子たちを暖かく見守っていただけますよう、よろしくお願い申し上げます。そして、私たち父兄も、お教え頂いたことを今後の教育に生かせるよう努力していく所存です。最後に、フェリーチェ玉村国際小学校の益々のご発展と、すべての先生方のご健勝とご活躍を心より祈念し、お礼の言葉とさせていただきます。
最後に英語の先生に向けまして、
We would like to say thank you to all teachers.
We wish you continued success and health.
Thank you very much.
ありがとうございました。